笑って、豆をまいて、福を呼ぶ。
今年の節分も、にぎやかで楽しい一日になりますように。
今も昔も、子どもにとって鬼は少し怖い存在ですね。今では「悪いことをすると鬼から電話がかかってくる」なんて話もあり、その一言で背筋を伸ばす小さなやんちゃさんの姿に、思わず笑ってしまうこともあります。
ところが節分の日になると、その鬼も形勢逆転。お面をかぶった鬼は、「鬼は外〜!」の掛け声とともに、大豆を次々と投げられて逃げ回ることになります。電話では強かった鬼も、この日ばかりは分が悪いようです。
昔から、この大豆には災いを追い払い、福を呼ぶ力があるとされてきました。豆をまき、拾い、年の数だけ味わいながら、みんなの健康を願う――そんな節分の風景は、今も変わらず続いています。
その大豆はお料理の味の要にもなります。プリンセス・キッチンでもその大豆を使い、手作り味噌を仕込んでいます。時間をかけてゆっくり熟成させた味噌は、体にやさしく、どこか懐かしい味わいです。
大人になってからふと、「そういえば、あのとき食べてた豆や味噌は、大豆からできてたんだな」「季節の行事って、あたたかいものだったな」そんなふうに思い出す日が来るのかもしれません。行事の意味は、あとからじわじわ伝わるものですね。鬼さんは怖いですが・・・節分はやさしい文化の受け継がれ方ですね。
節分という節目の日に、昔から変わらぬ味とともに、穏やかなひとときをお過ごしいただけましたら幸いです。皆さまのもとに、たくさんの福が訪れますように。
プリンセス・キッチンより
↓数年前の様子ですが・・・次のお豆さんたちも美味しいお味噌に育ちますように^^。

